ウェブは「マザーコンピュータ」である
もう一ヶ月ほど前になるが、「フューチャリスト宣言」(梅田望夫、茂木健一郎)を読んだ。
mixiでも感想を書いたが、せっかくブログをはじめたのでオープンな環境にも書き残しておく。
印象に残った言葉
印象に残ったのは、梅田氏の要するに、いいことをいっぱい書くと、グーグルが賢くなるんですよの発言。
ブログで(というかウェブで)よい(=内容に価値のある)ことを書けばみんなが見て、それについてまた誰かが書いて伝播し、結果、グーグルの検索結果の向上につながる=グーグルが賢くなる、という発想が新鮮だった。
ウェブはいきもの?
その発想でいえば、ウェブそのものというのは全人類共通の知識データベースだといえる。知識データベースといっても、技術情報やお役立ち情報ばっかりではなく、誰かが今日の北海道は暑い、とか、名古屋のマウンテンというお店はいろんな意味ですごい、といったことも含め、玉石混合だが、ウェブ人類全体の知識、記憶、経験のデータベース。
毎日ブログなどで記事が書かれまくっている今では、ウェブは日々賢くなっているのである。
マザーコンピュータ?
で、そこでのグーグルの役割というのは情報の引き出し役だ。だから、本当は「グーグルが賢くなる」というのは間違いで、ウェブが賢くなったおかげで引き出しが増えているのに過ぎない(もちろん引き出しの使い方がすばらしいのだが)。文字で検索するにはいいのだが、残念なことに現在はまだ文の意味解釈まではできていない。
これがうまくできるようになれば、日記などのブログ記事でも喜怒哀楽の重み付けをしてデータベース化でき、それこそ「I'm Feeling Lucky」で検索すると、過去の同じ感情の重み付けのコンテンツをひっぱりだしてきたりとかが可能になる。
実際の用途はおいおい考えるとして、感情検索、そして他には画像検索、音声検索、動画検索などがきちんとできるようになれば、ウェブは、全ウェブ人類の知識データベースを扱う「マザーコンピュータ」としての姿を見せるのではないだろうか。
と、そんなことを思いながら「フューチャリスト宣言」を読んだ。
